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2025.06.30

10/4(土)ペアリングディナー|YAMAGATA SHONAI SAKE STORY2025 #03 加藤嘉八郎酒造(大山)

造り手の想いとSTORYを感じるペアリングディナー
〈YAMAGATA SHONAI SAKE STORY 2025〉
2025年3回目は、加藤嘉八郎酒造と開催決定
「酒どころ山形庄内で受け継がれ、発展してきたSTORYを造り手の想いとともに感じていただきたい」そんな想いで2023年にスタートしたペアリングディナーイベント〈YAMAGATA SHONAI SAKE STORY〉は今年3年目を迎えました。
2025年の第3回目は、鶴岡市大山の蔵元 加藤嘉八郎酒造と開催いたします。

庄内の酒どころ“大山”の名を冠する加藤嘉八郎酒造
人と酒、人と人の「調和」を酒に込めて
「酒どころ山形庄内で受け継がれてきた、造り手たちの想いと物語を“味わって”いただきたい」
そんな想いから2023年にスタートした〈YAMAGATA SHONAI SAKE STORY〉は、今年で3年目を迎えます。

第3回となる今回は、かつて“東北の小灘”と呼ばれた酒どころ・大山地区の老舗 加藤嘉八郎酒造 を迎えて開催。
地域の名を冠し「大山」の名でも地元に親しまれている加藤嘉八郎酒造。
1872年(明治5年)に創業以来、東北の多くの酒造家がこの蔵で技を学んでいることも地域の名を冠するにふさわしい蔵元です。
昭和の早い時期から自社で発酵タンクや製麹機を開発するなど、品質追求において常に先進的に取り組みながらも、その本質は、人と酒、人と人の「調和」にあります。
「酒は大山 愛の酒」
その言葉に込められた日本酒への想いを、食とともに五感で体験いただく一夜です。

イベント当日は加藤嘉八郎酒造の蔵人、そしてスイデンテラスの料理長とソムリエが一皿毎に協議を重ねて考案した全7品のコース料理とお酒をご用意します。
三者のレクチャーに耳を傾けながらお楽しみください。



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YAMAGATA SHONAI SAKE STORY 2025 #03 加藤嘉八郎酒造(大山)
開催日   2025 年10 月4 日(土)
受付時間  17:45~18:00
開催時間  18:00 ~ 20:30
会場    スイデンテラス館内レストラン MOON TERRASSE
料金    18,000 円/1人、税込
ご予約   ご宿泊プランとイベントのみのご参加を承っております。
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[予約方法]
●宿泊プランでご参加の方
当館公式サイト 宿泊予約ページ からご予約ください。

●ディナーイベントのみご参加の方
当館オンラインストア〈SUIDEN STYLE〉からご予約ください。

*満席になり次第ご予約受付を終了させていただきます。予めご了承ください。
*イベントお問い合わせ TEL 0235-25-7424(9:00-18:00)
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皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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ようこそ、
田んぼに浮かぶホテルへ。

出羽三山から庄内平野、そして日本海へ。
山形県庄内地方は、豊かな自然の恵みで満たされた土地です。
そして、この土地を象徴するランドスケープである水田から着想を得て生まれたホテルが
SUIDEN TERRASSE。

田んぼに浮かび、周囲の山並みや田園風景に溶け込むような佇まい。
木のぬくもりを生かしたシンプルで居心地のよい空間で、
晴耕雨読の時をお過ごしください。

水田とお米 スイデンテラスの大切な取り組み

スイデンテラスにとって「水田」は大切なアイデンティティです。敷地内の水田の春夏秋冬の景観管理(スイデンカレンダー)と環境保全、そして安心・安全で美味しいお米の提供や農業体験の機会創出など、水田との共生を目指してさまざまな取り組みを行っています。

SPECIAL PLAN

ARCHITECT 「美しい水田の風景をいかに保ちながら、そこに建築を優しく挿入するか」
世界的建築家 坂 茂氏が設計を手掛けた
四季折々で表情を変える田園風景と調和するSUIDEN TERRASSE

SUIDEN TERRASSEの設計を手掛けたのは、サスティナビリティを意識した紙管を使った建築や積極的な災害支援活動などで世界的に知られ、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞した坂 茂氏です。

設計にあたり坂氏が最も重視したのは「美しい水田の風景をいかに保ちながら、そこに建築を優しく挿入するか」ということ。基礎部やコア部分以外は木造構造で田園風景に馴染むよう考えられており、四季折々で表情を変える山形庄 内の田園風景とSUIDEN TERRASSEの建築の調和は唯一無二の風景を作り出しています。

開放的な共用部、ライブラリー、レストラン、温泉・サウナなどそれぞれに特徴がある館内施設、そしてプライベート空間が確保された客室エリアと、至る所に坂氏ならではの建築技術や意匠がふんだんに盛り込まれています。

滞在を通して、坂 茂氏による"田んぼに浮かぶホテル"の建築の魅力を存分に体感してください。

紙管しかん

紙管は坂氏の建築を象徴する意匠で、避難所で紙管シェルターとして使うなど被災地支援でも積極的に使われてきました。SUIDEN TERRASSEでは椅子、テーブルの脚、間仕切り、ベッドボードなど共用部や客室など館内の至る所で多用されています。

折板構造せっぱんこうぞう

2階共用部の特徴的なギザギザ屋根は折板構造が採用されています。屋根を蛇腹状に組み合わせることで強度が増し、在来工法で必要になる屋根、母屋、そして小屋梁などの構造が不要になる効果があり、2階共用部は可能な限り柱を排除した大空間を実現しています。

中庭の瓦

中庭の意匠として使っているのは、2016年に発生した熊本地震で倒壊した家屋の瓦です。被災地では災害廃棄物処理が非常に深刻な課題であるため、その課題解決の一助となるべく坂氏のアイデアで中庭の意匠としました。中庭ごとに異なるデザインをお楽しみいただけます。

大窓の筋交い

2階共用部の大窓に配されている木の筋交いも坂氏ならではの特徴です。木を斜めに組み合わせることで耐震性能を持たせる構造的役割を果たすだけではなく、時間の経過で窓から差し込む光の表情が変わるという共用部の重要なデザイン要素も果たしています。

SHIGERU BAN ARCHITECTS 坂 茂

1957年東京生まれ。77-80年、南カリフォルニア建築大学(SCI-Arc)在学。84年クーパー・ユニオン建築学部(ニューヨーク)を卒業。82-83年、磯崎新アトリエに勤務。85年、坂茂建築設計を設立。
95年から国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)コンサルタント、同時に災害支援活動団体ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)設立。主な作品に、「ポンピドー・センター・メス」、「静岡県富士山世界遺産センター」、「大分県立美術館」、「ラ・セーヌ・ミュジカル」、「オメガ・スウォッチ本社」などがある。これまでに、フランス建築アカデミーゴールドメダル(2004)、日本建築学会賞作品部門(2009)、フランス国家功労勲章オフィシエ(2010)、オーギュスト・ペレ賞(2011)、芸術選奨文化部科学大臣賞(2012)、フランス芸術文化勲章コマンドゥール(2014)、プリツカー建築賞(2014)、JIA日本建築大賞(2015)、紫綬褒章(2017)、マザー・テレサ社会正義賞(2017)、アストゥリアス皇太子賞(2022)など受賞。現在New European Bauhausのhigh-level roundtableメンバー。